安重根の遺骨を発掘、文政権の単なる「抗日」の姿勢か?

安重根の遺骨を発掘、文政権の単なる「抗日」の姿勢か?。当然ながら韓日の慰安婦問題および日本の航空機による低空飛行及び近接偵察などの摩擦が続くなか、文氏が反日義士・安重根の遺骨を発掘するとしたことには日本を叩く意味があるが、これは浅い意味でしかない…

タグ:朝鮮半島 三一運動 調印 宣言

発信時間:2019-03-04 13:57:17 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 朝鮮半島は今年3月1日、「三一運動」100周年記念日を迎えた。この重要な歴史的事件を記念するため、韓国の文在寅大統領は2月26日に金九記念館で国務会議を開き、有名な独立運動家である安重根の遺骨の発掘作業を続け、かつ大統領として率先して安重根の墓を参拝すると述べた。この動きは日本メディアによって「抗日」行為とされた。


 本当にそんな単純なことだろうか。日本の考え方は、心が狭すぎる。当然ながら韓日の慰安婦問題および日本の航空機による低空飛行及び近接偵察などの摩擦が続くなか、文氏が反日義士・安重根の遺骨を発掘するとしたことには日本を叩く意味があるが、これは浅い意味でしかない。両国に摩擦がなくても、義士の遺骨の発掘が長期的に棚上げされることはない。三一運動と安重根の壮挙は、民族の魂と国の精神を示しているからだ。大韓民国は大韓民国臨時政府の法統を継承すると称しているが、文政権による臨時政府の三・一運動及び独立運動家の記念と参拝は、韓国政府の慣例に合致する。


 安重根の壮挙は、三一運動の先触れ、半島の独立精神の縮図だ。


 大韓帝国は1905年11月に「日韓保護条約」への調印を迫られた後になって初めて、「朝鮮独立を支援」が日本の嘘であることを知った。国の独立は韓民族の背中と気骨だ。李承晩は当時の韓民族によって「聖書」と呼ばれた『独立精神』を著述した。安重根は半島を併呑した日本の大臣、伊藤博文を銃殺した。これは半島の独立運動の歴史における節目となる事件だ。韓民族は半島と国の独立のため、中国・米国・ロシアなどで反日・復国活動を展開した。尹奉吉による1932年の反日虹口公園爆弾事件も、半島独立運動の歴史における重要な転換点になった。


 三一運動の精神は朝鮮半島の国の独立の魂であり、南北の和解と協力の歴史の紐帯だ。

 

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