日本の華字紙『中文導報』によると、2019東京マラソンが3月3日に行われた。今年度最初の大規模なマラソン大会で、3万7000人以上が参加し、在日華人や世界各地の中国人も参加した。また、100人以上の在日華人からなる応援団が新宿と日本橋に集まり、選手に声援を送った。
約3000人の中国人が参加
2007年に始まった東京マラソンの前身は、26回行われた東京国際マラソンで、最初はプロランナー向けの大会だった。2010年、一般財団法人東京マラソン財団の設立後に大会が見直され、東京マラソンは世界クラスの大会になり、2013年に世界の大規模なマラソン大会の1つになった。世界6大大会の中で最も若い大会である。
今大会は2019年最初の大規模なマラソン大会で、多くの中国人が参加した。外国人参加者は7917人、海外から申し込んだ中国人は約3000人。
中国の李偉選手が2時間19分のタイムで43位、趙浩選手が2時間22分のタイムで69位という好成績を収めた。
在日華人参加者「走っていると楽しい」
マラソンブームは在日華人の参加を促した。近年、東京マラソンで活躍する在日華人の姿を目にすることが増え、参加者も年々増加している。華人スポーツサークルからも多くの選手が参加した。
武漢大学日本同窓会の徐濱さんは、「多くの同級生がマラソンに参加し、今回は友人の応援に来た」と話す。東京華人マラソンクラブは応援団を募集し、100人以上の在日華人が申し込んだ。同日は雨が降っていたが、応援団は日本橋などで早くから選手のために水や果物、保冷剤などを用意し、横断幕や中国国旗を掲げて声援を送った。
劉さんはマラソンが自身にもたらした変化について、「マラソンは健康によく、走っていると楽しい」と表現した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年3月5日