日本メディアによると、スキャンダルが暴露された日本オリンピック委員会の竹田恒和会長は19日、6月に会長を退任する意向を表明した。竹田氏は2020年東京五輪・パラリンピック招致をめぐり、セネガル出身の国際陸上競技連盟元会長のラミン・ディアク氏に200万ドルを贈賄した疑いでフランス司法機関の調査を受けた。
竹田氏は一貫して潔白を主張し、疑惑を認めて退任すると理解されることは避けたいとしている。日本メディアは以前、国際オリンピック委員会は、フランスが武田氏を起訴すれば東京五輪が大きなリスクに直面することを懸念していると報道した。
武田氏は2001年に日本オリンピック委員会の会長に就任し、10期目に入っている。6月か7月の役員改選でも再選する可能性が高いと見られていた。武田氏はオリンピック組織委員会副会長などの要職も務めている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年3月20日