日本の共同通信社によると、日米外交の関係者は17日、ミサイル防御ネットワークを強化するため、両国政府は米海軍のイージス艦に搭載する新型レーダーを共同開発する方向で最終調整に入ったと明かした。
報道によると、新型レーダーは探知能力を引き上げ、イージス艦の防御力を強化できる。米海軍のイージス艦は2種のレーダーを搭載する計画。1つは高空監視用で、2020年に搭載する最先鋭弾道ミサイル探知レーダー「AN/SPY-6」、もう1つはイージス艦を守るための低空監視用。
低空監視に現在使用する「AN/SPQ-9B」は回転式レーダーで周辺を警備するが、この方法は死角があり、探知が遅いというリスクが指摘されている。新型レーダーは四方に固定され、持続的かつ全面的に監視できる。
米国メディアは、米海軍が2150万ドルで製造業者と5機の「AN/SPQ-9B」の契約を結んだと報道。そのほか、日本も海上自衛隊のイージス艦への新型レーダー搭載を検討する可能性がある。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年3月19日