中国国務院弁公庁は22日、今年のメーデー(労働節)連休を2日増やし、5月1−4日(水〜土、日曜は振替出勤日)を四連休とすることで旅行を奨励すると発表した。ロイター通信が伝えた。
中国のメーデーは旅行に適した快適な春にあり、人々の旅行・消費のピーク期となっている。中国国家発展改革委員会の関係者によると、この調整は国民の願いに応じたものであり、人々の満足感と幸福感を高めるという。また中国の関連部門は重大祝祭日の自家用車通行料無料化政策を着実に実行し、多くの人々がメーデー連休中に外出できるよう良好な環境を整えるとした。
香港大公網の記者の調べによると、メーデーの四連休が発表された後、中国で航空券予約が殺到し、海外航空券の予約が150%以上も増加した。またホテルの予約件数も激増している。10−11時までの1時間で、海外のホテルの予約件数は前週の同時間帯と比べ222%増となった。
現在の人気目的地を見ると、中国本土の上海市、重慶市、北京市、西安市、成都市の人気が高い。中国香港・マカオ・台湾地区及び海外の人気目的地のトップ5は、ソウル、香港、バンコク、大阪、東京。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年3月30日