F-35を搭載する「いずも」、日本の攻撃性を強める

F-35を搭載する「いずも」、日本の攻撃性を強める。いずもが今後搭載するF-35Bは、性能面で空軍版のF-35Aと海軍版のF-35Cに及ばない。最大離陸重量、作戦半径、機動性が理想的ではない。しかし第5世代戦闘機であり、そのステルス性能が最大の特長となる…

タグ:F35 空軍 給油機 空母 いずも

発信時間:2019-05-29 14:37:14 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 現地時間27日午後3時、トランプ大統領は安倍晋三首相と共同記者会見を開いた。トランプ氏は日本が「最新のF-35ステルス戦闘機を105機購入する意向を示した……これにより日本は米国の同盟国のうち、最大のF-35戦闘機群を持つことになる」と述べた。


 日本メディアはこれに先立ち、F-35を計147機配備する防衛省の計画を伝えていた。ところがトランプ氏が訪日中に、日本がF-35を100機以上購入すると正式に発表し、これにより日本が米国の同盟国のうち最大のF-35戦闘機群を持つことになると述べたことは、日本の顔を立てたと言える。


 F-35B、日本の空母保有を促す


 「かが」は「いずも型」ヘリ空母の2番艦だ。全長は248メートル、満載排水量は2万7000トン。直通甲板を持ち、複数のヘリコプターが同時に離着艦でき、「準空母」と呼ばれている。2018年末に発表された新たな防衛計画の大綱の中で、安倍政権はいずもを事実上の空母に改造することを明記した。同空母は将来的にF-35B固定翼艦載機を搭載し、準空母から真の空母にレベルアップする。


 F-35Bを搭載したいずもは真の空母になるが、実際の作戦能力を見ると成熟した空母大国の敵ではない。改造後のいずもはF-35Bを10機しか搭載できず、数の面で劣勢に立たされる。さらに日本の艦隊には艦載固定翼哨戒機がなく、空母艦隊の早期警戒範囲が限られる。ステルス機やステルス巡航ミサイルの攻撃に対して脆い。しかし日本は空母艦隊を作ることで、いずもの戦闘力をある程度は強化できる。例えばイージス艦の「あたご」もしくは「こんごう」の大型フェイズドアレイレーダーが遠距離高空早期警戒を担当し、哨戒ヘリコプターが低空早期警戒を担当し、F-35Bの艦隊防空及び対地攻撃を誘導する。

 

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