「周恩来・池田大作研究センター」の除幕式
「周恩来・池田大作研究センター」が2日、紹興市にある浙江越秀外国語学院で正式に設立された。除幕式後、同センターは「文明の相互参照:人類運命共同体と池田大作思想の学術シンポジウム」並びに「第1回中国池田大作研究機関責任者ラウンドテーブル」を開催した。北京大学、復旦大学、南開大学、広東省社会科学院など国内の大学と研究機関の専門家・学者、紹興市周恩来記念館の来賓、創価大学の代表者が除幕式と会議に出席した。
池田大作氏は中国人の古い友人で、中日友好を促進するため多大な貢献を成し遂げた。池田氏は1983年に国連平和賞を受賞し、1990年には中国政府が選ぶ中日友好の「平和の使者」になった。周恩来総理は生前、池田氏を絶賛した。これは池田氏が中日友好に取り組む重要な動力になった。
紹興は周恩来総理の原籍だ。浙江越秀外国語学院は創立以来、教員と学生に周恩来総理の事績と思想を伝えることを重視し、東方語言学院に「周恩来クラス」を設置している。地域の優位性を発揮し、周恩来と池田氏の研究を推進するため、同校は同センターを設立した。
同校の徐真華校長は挨拶の中で「周恩来総理と池田大作氏は45年前に、自ら中日友好の道を敷いた。同センターの設立は、世界平和の道の研究を掘り下げる」と指摘した。
創価大学の神立孝一副学長は、同センターの設立に祝意を表し、池田氏からの祝電を読み上げた。池田氏は祝電の中で、周恩来総理との親しい交流を振り返り、若者が引き続き中日友好と世界平和のため努力することを願った。