『三体』が日本で大ヒット 1週間で10回増刷

『三体』が日本で大ヒット 1週間で10回増刷。

タグ:『三体』 SF作品

発信時間:2019-07-11 16:17:29 | チャイナネット | 編集者にメールを送る



  『千と千尋の神隠し』中国語版は日本語版より18年遅く、『三体』日本語版は中国語版より11年遅かった。このような10年以上の「凍結期間」は今後、短くなるだろう。劉慈欣氏の小説『三体』を読んだ日本のあるネットユーザーはこのように書き込んだ。


 7月4日、中国人作家の劉慈欣氏のSF小説『三体』の日本語版が発売され、1週間足らずで『三体』ブームが沸き起こった。

 『三体』日本語版は光吉さくら氏、湾仔氏、大森望氏が翻訳し、日本最大のSF作品出版社である早川書房が出版。価格は2052円(約130元)。


 価格がやや高いように思うが、7月4日の発売日、『三体』はアマゾン文芸作品の1位になり、翌日には翻訳者の大森望氏がSNSで3回目の増刷を明らかにした。


 7月8日、早川書房営業部は『三体』を大幅増刷し、6回目、7回目の増刷を開始することを発表し、「SF小説は売れないという書店も安心して大丈夫。『三体』ブームはSF小説の読者以外にも拡散している」とした。


 日本の多くの書店が『三体』を目立つ場所に置き、見本までも売れた書店もある。大森望氏は7月10日、初刷は1万部で、2回目から10回目の増刷分7万6000部も各地の書店に出荷され始めていると明かした。

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