日本・東京の「漢語角」(中国語サークル)の600回目の活動が、14日に行われた。活動開始から12年に渡り、漢語角はマンツーマンの交流活動を続け、中日民間交流の重要な場になっている。
日本の80人以上の中国語愛好家、在日華僑・華人、中国人留学生が同日、池袋の公園内で行われた漢語角の活動に参加した。2007年8月5日から現在まで、漢語角の活動はここで行われている。12年に渡り延べ3万人弱が活動している。
孔鉉佑駐日中国大使は今回の漢語角に宛てた祝電の中で、「漢語角の参加者が努力を続け、この民間交流の場を活用し友好の伝統を発揚し、両国民の相互理解と友好感情を促進し、中日友好事業のため新たな貢献を成し遂げることを願う」と表明した。
元駐中国日本大使の宮本雄二氏が同日の活動に参加し、記者のインタビューに応じた際に「中国に興味を持つ日本の若者、中国語学習者が増えている。中国語学習を通じ、日本の若者の中国に対する理解に大きな変化が生じる」と述べた。
漢語角の創設者、在日華人の段躍中氏は記者に「漢語角を始めたのは、中国語作文コンクールに出場する日本人に、中国人とマンツーマンで交流できる固定的な場を提供したかったからだ。12年の取り組みにより、漢語角は東京で影響力のある中国語交流の集まりになった」と話した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年7月15日