日本の第25回参院選の結果が、22日未明に明らかになった。連立与党を組む自民党と公明党、野党・日本維新の会などの改憲勢力が3分の2に届かなかった。
最終的な開票結果によると、自民党は57議席、公明党は14議席となった。70の非改選議席を加えると、連立与党は参議院で過半数の141議席を占めた。
ところが改憲勢力の今回の獲得議席数は81で、79の非改選議席を加えると計160に留まり、3分の2以上の目標を達成できなかった。日本の改憲の関連手続きによると、改憲発議には衆参両院の3分の2以上の賛成が必要だ。
21日の参院選では124の改選議席の顔ぶれが確定された。安倍晋三首相は先ほど連立与党の今回の「勝敗ライン」を、「非改選を含め過半数を確保できるか否か」と位置づけた。しかし実際には、今回の最大の焦点は改憲勢力が3分の2を確保できるかだった。
改正公職選挙法を受け、参院議員の定数が6人増(242人から248人に)になる。参議院は3年ごとに半数が改選されるため、今回の改選議席数は121から124に増加(選挙区74、比例代表50)。選挙後の参議院は計245議席。次の改選で248議席になる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年7月22日