シンガポール華字紙『聯合早報』の6日の報道によると、日本のNECは5日、「空飛ぶクルマ」のテスト飛行を実施した。ドローンのような形をし、4枚のプロペラがついたこの機械は空中で安定して約1分間旋回し、飛行高度は3メートルに達した。
報道によると、テスト飛行はNECの東京郊外の敷地で行われ、安全面を考慮し、巨大ケージの中でのみ昇降した。スタッフはテスト飛行前に飛行機を何度もチェックし、記者にヘルメット装着を呼びかけ、準備が整うと2回の簡潔なデモ飛行を実施した。
日本政府は空飛ぶ車の発展を支援し、2030年の人を乗せた飛行の実現を目指している。
日本政府の支援により、日本北東部の福島に空飛ぶ車の大型実験施設が建設されている。ハリウッドスターのバカンスの聖地とされる中部地区の三重県は、周辺の島を行き来する空飛ぶ車の実現を目指す。
世界各地に多くの空飛ぶ車発展計画が登場している。米国のネット配車大手のUberが進める「Uber Air」は2020年のテスト飛行、2023年の商用化を計画し、ダラス、ロサンゼルス、メルボルンを最初の導入都市にする方向で進めている。
日本と米国だけでなく、ドバイも空飛ぶ車の開発に取り組んでいる。日本の官僚は、日本は政府と企業が目標に向かって密接に連携しているため、この分野のリーダーになるとの見解を示した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年8月6日