日韓貿易対立 両国関係の再定義の可能性

日韓貿易対立 両国関係の再定義の可能性。

タグ:日韓貿易対立

発信時間:2019-08-05 16:14:26 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

 日本が7月初めに韓国に発動した貿易戦により両国は対立し、歴史問題と領土紛争から経済、外交、安全保障、民間交流へと全面的に拡散した。ここ数年、韓国で保守派の政治勢力が政権を握り、日韓関係に何度も波乱が起きたが、これほど激化することは予想外だった。客観的に見て、これは日韓間の一連の昔からの問題と新たな矛盾が重なったことによるもので、進歩勢力の文在寅政権になってから、日本との衝突は頻繁化している。韓国の現政府は、前政府の民意と合致しない対日政策を修正する必要があるが、日本にとって、韓国のやり方は最低ラインに触れている。ある専門家は、このような情勢下で、日本は経済政策の「武器化」を通して打診し、韓国の対外関係における地位を定義し直しているとの見解を示す。


日韓関係の悪化に最低ラインはあるのか


 韓国政府は今回、日本との関係悪化において3点の判断を誤ったと分析されている。1つ目は、日本が本当に経済戦を発動することを予想していなかった。日本側は何度も警告したが、韓国政府と学会は聞き流していた。2つ目は、日本がこれほど強硬的になることを予想していなかった。最初、韓国では安倍氏による韓国制裁は国内選挙のためで、選挙終了後に緩和されるとの見方が強かった。3つ目は、米国の加入の可能性を過信していた。韓国は重量クラスの多くの閣僚を米国に派遣して遊説し、ホワイトハウスと国会は「問題の深刻さを認識している」と口にはしたが、「口だけで行動には出なかった」。


 延辺大学科技学院の李虎男教授は、文在寅政権と韓国メディアは日本経済と外交政策の変化を理解しておらず、判断ミスに繋がったと考える。実は、日本は2018年末から韓国に輸出規制問題を警告し、これは日本で実施された参議院選挙と無関係で、貿易摩擦の原因でもなかった。

 

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