中日韓各政府が次回中国で開く3カ国首脳会談の時期について、12月とする方向で調整していることが4日、分かった。共同通信が4日、複数の外交筋の話として伝えた。
議長国の中国は6月のG20大阪サミット後に3カ国の首脳会談を開くことを予定していたが、日本側は8月のG7サミットなどがあり日程を調整しにくいと回答した。中国はこれを受け、12月開催を提案した。韓国もこの日程に同意している。ところが日韓関係の動きにより態度が変わる可能性もあり、調整が難航している。
中日韓首脳会談が12月に開かれれば、昨年5月の東京開催以来となる。朝鮮の非核化実現に向けた協力などを巡り意見を交わす予定だ。3カ国首脳会談の他に、二国間会談で二国間問題が協議される。安倍氏と文在寅氏の会談が実現するかが注目されている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年8月5日