駐日本中国大使館、中国外文局傘下の人民中国雑誌社、日本科学協会が共催する第6回Panda杯全日本青年作文コンクールの授賞式が8月5日に北京市内の中国外文局で行われた。外文局の杜占元局長が受賞者を表彰し、高岸明副局長が授賞式を取り仕切った。授賞式には、受賞者訪中団団長で日本科学協会評議員の梅干野晁氏や受賞者の日本の若者ら26人が出席した。
あいさつする杜占元・外文局局長
杜局長はあいさつで次のように指摘した。新時代というスタート地点に立ち、両国の若者が担う未来への責任は重く、そして栄誉がある。先日、習近平国家主席がPanda杯受賞者の中島大地さんへの返信で述べたように、「両国の友好の土台は民間にあり、両国人民の友好の未来は青年世代に託されている」。習主席の返信は、Panda杯の参加者、主催者、支持者一人一人を大いに鼓舞するものであり、より多くの中日の若者が中日友好事業に積極的に参加することを促すだろう。
授賞式を取り仕切る高岸明副局長
梅干野氏はあいさつで、双方が今後も交流の形を刷新し続けることで、中日の若者のより良い交流をさらに推進することができる、と述べた。
あいさつする梅干野晁氏
受賞学生代表の大谷琢磨さんは次のように語った。Panda杯という機会を通じて、広大で活気に溢れた中国を自分の目で見て、親切な人々とたくさん巡り会えたことで、中国との距離が大いに縮まった。
受賞学生代表の大谷琢磨さん
受賞学生代表の南部健人さんは、中国に5年間住んだことがあり、自身と中国の友人との思い出を語った。南部さんは、政治的要素を捨て、心を込めて相手に接することが日中の民間交流の意味だと考えており、今後は中国から受けた恩を返すためにできる限りのことがしたいと話した。
受賞学生代表の南部健人さん
Panda杯全日本青年作文コンクールは2014年に創設され、これまで2500人以上が参加し、100人以上の日本の若者を中国に招待した。今回の受賞者訪中団は、8月2~8日まで北京と西安を訪問し、現代中国の発展に触れ、中国の若者と成長のエピソードを分かち合う。
人民中国インターネット版 2019年8月6日