台風19号の影響が尾を引いている。台風による死者は15日現在で74人にのぼる。日本メディアが伝えた。
国土交通省の統計によると、日本全国の河川52本の73カ所で決壊が発生している。また170カ所で地すべりや山崩れなどの災害が発生している。被災地では現在も捜索救助活動と被災後の復興支援が行われている。全国の被災状況の全貌は明らかになっていない。
総務省消防庁によると、全国の5785軒の家屋に浸水が発生している。停電は2万世帯以上、断水は12万8000世帯以上。文部科学省の情報によると、福島県及び長野県など12県の小中学校283校が15日に休校となり、再開の時期も未定となっている。
日本の安倍晋三首相は15日の参院予算委員会で、台風による生活及び経済活動への影響が、今後しばらく続くとみられると述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年10月16日