日本メディアの27日の報道によると、国が出資する研究チームが遺伝子組み換え技術を用い、遺伝子操作を通して産卵できない外来種「ブルーギル」を培養した。
報道によると、ブルーギルは北米地区原産の淡水魚で、50年以上前に日本に持ち込まれ、日本各地で繁殖した。日本固有の魚類を餌とし、生態系に大きな影響を及ぼすため、ブルーギルの捕獲が行われているが、人による捕獲の効果は少なく、各地で懸念されている。
三重県にある国立研究開発法人水産研究・教育機構のある研究チームは、遺伝子組み換え技術を使い、オスのブルーギルの培養に成功した。
このオスのブルーギルは遺伝子操作を通し、後世のメスの産卵を難しくする。産卵できないメスのブルーギルを増やし、ブルーギルの数を減らすことを目的としている。
日本の環境省は、遺伝子組み換え技術を外来種の駆除に使用することは国内で初めてのケースである可能性があると示した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年10月28日