日本の野党、安倍氏の「桜を見る会」を調査

日本の野党、安倍氏の「桜を見る会」を調査。毎年4月の花見シーズンになると、日本の首相は「桜を見る会」を開く。各界の関係者を招待し、国の予算を使う…

タグ:花見 安倍政権 招待者 後援者

発信時間:2019-11-13 15:14:30 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 また朝日新聞によると、桜を見る会の過去5年間の予算は毎年約1766万円だが、2015年以降の実際の支出は予算の2倍以上となっている。また来年は予算だけでも5700万円と、過去の3倍以上に激増している。


 日本経済新聞によると、野党は安倍氏が会を私物化している問題を徹底追及している。立憲民主党、国民民主党、共産党などが11日に追及チームを作り、12日より内閣官房の責任者に状況を問い合わせ、正式にその運営状況の調査を開始した。立憲民主党の安住淳国会対策委員長は「これは首相がその地位を利用し、認められていない国による公的活動を行った例だ。安倍氏には国会での説明を求める」と述べた。


 安倍氏は野党からの批判に対して、「招待者の名簿作成に加わっていない。招待された地方の議員は、(自身の)後援会のメンバーと重複している」と説明した。菅義偉内閣官房長官は11日の記者会見で、「今年の5700万円という予算は、テロ対策の強化と交通渋滞の緩和に充てられる、内閣府が実情に基づき出した要求だ」と述べた。菅氏はこの回答で疑問を払拭できなかったため、12日には「開催要領を見直す」「招待者の選考基準を明確にする」とも述べた。


 環球時報の記者は、安倍氏主催の桜を見る会に招待されたことがある。活動中、多くの日本の高齢者が安倍氏や夫人と握手していた。同活動は主に人々と親しむ首相のイメージを示す。花見は口実に過ぎず、真の目的は有権者からの支持への感謝にある。また社会の貢献者を表彰する意味もあるため、招待されることは名誉である。多くの人が正装で参加し、非常に重視していた。桜を見る会は政治家の国民への理解を促進するほか、外国人の日本社会及び文化への理解を深める手段でもある。


 「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年11月13日

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