ロイター通信の4日の報道によると、2011年に発生した福島原発放射線漏れ事故で地元食品が汚染された可能性を懸念し、韓国は放射線測定器を購入し国産食品を日本に輸送し、2020年東京オリンピック委員会に出場する韓国人選手に提供することを計画している。
大韓体育会と韓国オリンピック委員会がまとめた食事計画報告によると、同委員会はコチュジャンとその他の食品を日本に輸送する計画。
検疫規定が厳しく日本でしか調達できない肉類と野菜については、放射線検査を行う。
韓国与党の共同民主党の申東坤議員は、「缶詰食品も含み、食材と食物は極力韓国から輸送することになる」と述べた。
申東坤氏は、今回のオリンピックで、食品は韓国代表チームの注目点であり、アスリートに安全な食事を提供し、放射線に対する不安を取り除きたいと話した。
2020年東京オリンピックで、野球やソフトボールなどの競技は福島で行われる。東京から弁当を輸送できないため、委員会は現地の韓国料理店を手配し、アスリートに放射線を含まない食事を用意する計画。
日本側が福島の放射線物質を含む汚染水をどのように処理するか、また現地の食品安全問題に韓国側は密接に関心を寄せている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年12月5日