オンライン旅行会社・携程旅遊網が発表した旅行報告書によると、中国を旅行先に選んだ外国人が今年増え、うち日本人が最多となった。
この「2019国民旅行消費報告書」によると、今年の世界の観光客数を見ると中国人が最も多かったが、中国を訪れた外国人客も多い。
同報告書のデータによると、今年中国を訪れた外国人客は日本人が最も多かった。これに豪州、韓国、米国、カナダ、英国、タイ、フィリピン、カンボジア、マレーシアが続いた。
報告書は、日本の今年5月のGWが10連休になり、10万人弱が中国を訪れたことから、日本人客が今年最多になったと分析した。
今年の人気観光都市ランキングを見ると、上海市、北京市、広州市がトップ3を占め、深セン市、成都市、杭州市などが続いた。また西安市や成都市などの歴史・文化・特色のある目的地が、外国人客から注目を集めている。
さらに中国のカンフーに興味を持つ外国人客が増えており、河南省で少林拳や太極拳を練習することが重要な旅の目的になっている。
海外を旅行する中国人客を見ると、ニッチな目的地を選ぶ人が増えており、中東の人気が徐々に上がっている。セルビア、ウズベキスタン、グルジア、ベラルーシなどのニッチな目的地の受注量は今年、前年比で100%以上増加した。90年代生まれがその主力となった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年12月25日