今年夏の東京五輪・パラリンピックで、民間警備員にウェアラブルカメラが本格的に導入される。五輪での大規模使用は初。5日付朝日新聞が伝えた。
東京五輪で動員される民間警備員は1日あたり1万4000人にのぼる。ウェアラブルカメラは警備員が身につけて現場の映像を警備本部に送り、情報をリアルタイムで共有する。限り有る人的資源により五輪・パラリンピックの安全を保障する。
大会組織委員会によると、撮影された映像は一定期間保存し、重大な事件や事故が起きた場合の検証にも使うという。
五輪の開催期間中、民間警備員は約8000台のウェアラブルカメラを使用する。このカメラは2016年から多くの商業施設、電力施設、建設現場で使用されている。東京警視庁は東京マラソンなどの警備でウェアラブルカメラを使用したことがある。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2020年1月7日