大型駆逐艦「南昌艦」が就役 日本は宮古海峡通過を懸念

大型駆逐艦「南昌艦」が就役 日本は宮古海峡通過を懸念。人々が期待するなか、中国海軍の055型大型駆逐艦の1番艦「南昌艦」が12日、青島市の某軍港で就役し、記念式典が執り行われた…

タグ:海軍 駆逐艦 青島

発信時間:2020-01-14 13:45:02 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 人々が期待するなか、中国海軍の055型大型駆逐艦の1番艦「南昌艦」が12日、青島市の某軍港で就役し、記念式典が執り行われた。同艦の就役は、中国海軍の駆逐艦の第3世代から第4世代への飛躍を象徴し、また中国現役主力戦艦がすでに世界の先頭集団に入ったことを意味する。


 南昌艦は2017年6月28日に進水し、2019年4月23日に人民海軍成立70周年海上閲兵式に参加した。南昌艦は今年初めて中国海軍に就役した艦艇であり、中国海軍初の1万トン級大型駆逐艦が戦闘序列に加わった。


 軍事専門家の李傑氏は12日、南昌艦は大型艦の全体設計、情報統合、総組立・建造など一連の重要技術を把握したと述べた。新型の防空・ミサイル迎撃対艦・対潜武器・対岸攻撃などの武器、及び最先端のレーダー通信電子設備を搭載している。就役後直ちにプラットフォーム及び設計理念で世界先進、さらには一部でトップ水準に達した戦艦は中国海軍でこれが初めてと言える。



 南昌艦の就役は、中国海軍の駆逐艦の第3世代から第4世代への飛躍を象徴する。第4世代駆逐艦の代表格である南昌艦の排水量は1万トンにのぼり、高度融合された情報収集・処理能力を持つ。南昌艦は「リーダー」になり、非常に高い戦力を持つ「海上総合作戦拠点」を組むことができる。これを中心とする艦隊は海上の各種作戦・任務を遂行できる。未来の海上作戦及び行動の選択肢と様式が増えた。


 12日付ジャパン・タイムズは、南昌艦は遠洋に向かう中国海軍により大きな支援を提供できると報じた。シンガポール・南洋理工大学のThe S. Rajaratnam School of International Studiesの研究員、海上安全専門家は同紙に対して、「055型駆逐艦は中国海軍の空母を除く、現時点で最強の水上艦だ。南昌艦は青島に配備されたが、これは青島沖のみの活動に限られることを意味しない。南昌艦は日本の注意を引く。特に南昌艦が組む海軍艦隊が遠洋訓練を終え、西太平洋から宮古海峡を通過し帰還する際に、自衛隊はその性能と動向に注目するはずだ」と述べた。


 「中国網日本語版(チャイナネット)」 2020年1月14日

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