【新華社東京2月23日】日本卓球協会は21日、中国チームが来月韓国・釜山で行われる世界選手権団体戦の終了後に、東京五輪に向けた練習を日本で行うことを歓迎すると表明した。これに対し、中国卓球協会の劉国梁(りゅう・こくりょう)会長は、日本は選択肢の一つだと語った。
日本メディアは、日本卓球協会の関係者が関東地方の施設を中国チームに提供する方向で準備を進めていると報じた。
現在、カタールで集合練習している中国チームを率いる劉氏は、日本卓球協会の温かい対応に感謝を示す一方で、世界選手権後の日程については未定だと語った。
劉氏は次のように述べた。日本も確かに候補地の一つで、東京の練習場の環境とその後のジャパンオープンや五輪の開催は、どれも日本で集合訓練をするメリットだ。だが、他の国・地域での集合訓練も引き続き検討するとともに、新型コロナウイルスによる肺炎の各地での感染と抑制の状況に注視していく。世界選手権後、最終的にどこで練習を行うかは、候補地の感染状況を見て、代表選手が最も安全な環境の下で東京五輪に向けて安心して準備できるように確保する必要がある。
「新華網日本語版」2020年2月23日