日本の厚生労働省は、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」から27日に下船したのは、日本を含む計23カ国の乗員91人と乗客1人だったと明らかにした。乗客の下船は全て終了している。共同通信が伝えた。
厚労省が27日に発表した情報によると、クルーズ船の乗員は現地時間27日昼から下船を開始した。下船したすべての人員が、日本政府が指定した場所で14日の隔離を受ける。
これらの乗員は下船後、埼玉県和光市で14日の隔離を受ける。隔離終了後、ウイルス検査で陰性と確認されれば退所できる。
厚労省によると、船内に現在残っている乗員は約150人で、うち約100人が28日の下船を予定している。数日内に全乗員の下船が終わる。彼らは国の施設に入るか、各国政府のチャーター機で帰国する。
クルーズ船は1月20日に横浜を出発したが、船内で新型コロナウイルス肺炎の感染が発生したため日程変更し、2月3日に横浜港に戻った。厚労省は5日、船内の全員が海上で14日の隔離を受ける必要があると宣言した。
検査結果が陰性で、関連症状がなく客室内に感染者がいなかった乗客が、19日より下船を認められた。この作業は21日に終わり、3日間で条件に合致する乗客982人が下船した。
クルーズ船の乗員乗客のうち、現在まで705人の感染が確認されている。うち死者は4人。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2020年2月28日