外交部(外務省)の趙立堅報道官は2日の定例記者会見で、楊潔篪中央外事活動委員会弁公室主任の訪日に関する状況を説明した。
【記者】楊潔篪中央外事活動委員会弁公室主任による日本訪問及び日本側との第8回ハイレベル政治対話の主な成果について説明をいただきたい。中日は習近平国家主席の日本訪問について一致したか。
【趙報道官】楊潔篪主任は訪日時、安倍晋三首相と会談した。楊主任は北村滋国家安全保障局長と第8回中日ハイレベル政治対話を行った他、茂木敏充外相とも会談した。双方は中日関係、新型肺炎との戦いにおける連携、その他関心を共有する問題について踏み込んだ意見交換を行った。
現在中日関係は良好な発展基調を保っており、中国側は日本側と共に両国首脳間の重要な共通認識をしっかりと実行に移し、尊重し合い、小異を残して大同につき、新しい時代の要請にふさわしい中日関係の構築を共に推進することを望んでいる。習近平国家主席による国賓としての日本訪問には重大な意義がある。中国側は日本側と緊密なコミュニケーションを保ち、訪問のために有利な環境と良好な雰囲気を醸成し、各方面の準備を仕上げたい。
新型コロナウイルスによる肺炎を前に、中日両国は互いに見守り助け合い、共に困難を克服して、両国の友好に新たな原動力を注入した。中国側は日本を含む国際社会と緊密なコミュニケーションを取り、防疫経験を共有し、感染予防・抑制で協調し、両国及び世界各国の人々の健康と幸福をより良く守りたい。(編集NA)
「人民網日本語版」2020年3月3日