日本の安倍晋三首相は14日、日本政府は新型コロナウイルスの感染拡大を乗り越え、オリンピックを予定通り開催したいと強調した。
安倍首相は同日の記者会見で上述の発言をした。首相は記者会見で、政府の感染症抑制のための新措置を発表し、オリンピックについて「感染拡大を乗り越え、オリンピックを予定通り開催したい」と述べた。
また首相は、前日のトランプ米大統領との電話会談で、双方はオリンピックの中止または延期についての話題に言及しなかったと明かした。
トランプ大統領はホワイトハウスで12日、記者に対して「感染拡大の影響を考慮し、東京オリンピックを1年延期すべき」と提案した。その翌朝、安倍首相と電話会談を行った。
安倍首相は記者会見で、日本政府は国際オリンピック委員会と世界保健機関と密接に協力すると述べた。これは、オリンピックを予定通り開催できるかどうかの主導権が日本にないことを示す。
国際オリンピック委員会のバッハ会長は13日、東京オリンピックの中止または延期について、委員会は世界保健機関の意見を聞くと話した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2020年3月16日