日本の共同通信社によると、安倍晋三首相は11日の政府対策本部会合で、不足が深刻な医療用マスクや医療用防護服などを確保し、配布する方針を明らかにした。13日から1週間、全国の医療機関に計4500万枚の不織布の医療用マスクを配布し、緊急事態宣言の対象となっている7都道府県に追加配布するという。
国立大学附属病院などで構成される国立大学附属病院長会議は、通常は病院1軒が1週間に使用する医療用マスクは数万枚だと明かした。同会議は3月に関連物資の不足問題を強調し、「通常の診療に影響が及ぶ」としていた。
日本政府は、7都道府県に医療用マスクを1000万枚、防護服とマスクを100万着追加配布すると示した。安倍首相は、7都道府県以外についても、医療用防護用品をできるだけ提供できるよう努めると述べた。
NHKの最新データによると、現地時間12日午後3時の時点で、日本国内での新型コロナウイルス感染者は6961人、死者は133人に達した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2020年4月13日