新型コロナウイルスの世界的な感染拡大を受けて、日本政府は新たにロシアやカタールなど10余りの国からの外国人の入国を拒否することを決定した。NHKが22日に伝えた。
日本政府は感染対策の一環とした、米国やスペイン、イタリアなど、感染者が多い73の国と地域からの外国人の入国を拒否する措置をとっている。
こうした中で日本政府は、新たにロシア、ベラルーシ、中東のカタールやアラブ首長国連邦など10余りの国について、「感染症危険情報」を渡航中止を勧告する「レベル3」に引き上げ、過去2週間以内に現地に滞在した外国人の入国を拒否することを決定した。
また入国拒否の対象となっていない国や地域について、日本政府は発給済みのビザの効力を停止する措置をとっているが、4月末までの期限を延長する方針だ。この影響を受け、5月も日本に入国する外国人は大幅に少なくなる見通しだ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年4月23日