長崎港に停泊しているイタリア船籍のクルーズ船「コスタ・アトランチカ」で、新たに40人の新型コロナウイルス感染者が出た。NHKが24日に伝えた。
23日まで、同船では48人の感染者が出ていた。日本側がその後、200人余りの船員の検査を行ったところ、新たに40人の感染が確認された。長崎県は24日、厚生労働省から派遣された医師、自衛隊と協力し、残りの300人の船員の検査を行う。
この船(8万6000トン級)は修理のため長崎市付近に停泊していた。船内に乗客はなく、船員は623人。1人目の感染者は14日に発熱の症状が見られ、20日に感染が確認され、船内の個室に隔離された。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年4月24日