日本の安倍晋三首相が来月、米国のG7首脳会議に出席する場合、政府は帰国後に2週間の隔離を要請する方針だ。
安倍氏は先ほど、可能であれば米国のG7首脳会議に出席し、新型コロナウイルスの薬品及びワクチンの普及を促進するメカニズムの構築について議論すると述べていた。
日本政府は新型コロナの感染拡大を予防するため、米国からの渡航者に対して指定場所での2週間の隔離を求めている。NHKの27日の報道によると、政府内からは一般人と同じく隔離の規定を守るべきとの声が上がっている。政府当局者は総理官邸に隣接する総理大臣公邸で隔離を行うといった方法を検討する。
トランプ米大統領は21日、顔を合わせるG7首脳会議の開催を検討しており、その場所は「主にホワイトハウスで、一部はキャンプ・デービッドになるだろう」と述べた。トランプ氏は先ほどSNSで、首脳会議を予定通り、もしくはそれに近い時期に開催することを検討すると投稿していた。米国及びその他の加盟国がすでに感染症から立ち直り始めており、首脳会議開催は「正常化」の重要な象徴になるとした。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年5月28日