大雨の影響を受け、日本の九州・熊本県で4日より河川の氾濫、山崩れなどの自然災害が発生している。死者は20人、心配機能停止は14人、行方不明は14人。
一部の地域では道路が塞がれ、救助隊がたどり着けなくなっているため、死傷者がさらに増え続ける可能性がある。また九州電力の情報によると、現地時間5日午後4時現在、熊本県の4650世帯が停電している。
首相官邸の5日の発表によると、安倍晋三首相は同日夕方の会議に出席し、災害対策について議論する。
気象庁によると、5日から6日にかけて西日本及び東日本の一部地域で持続的に雷雨が発生する。気象庁は熊本県南部の住民に警戒を強めるよう呼びかけている。現地で地盤が緩み河川が決壊するといった危険な状況が発生していることから、今後の降雨により二次災害が発生する恐れがある。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年7月6日