各社の報道によると、日本の九州などの地域で最近、記録的な大雨が降っている。現在までの死者は57人、心肺停止は2人、行方不明は12人。警察・消防部門及び自衛隊は8日も捜索を続けている。気象庁は人々に浸水及び地質災害への警戒を維持するよう呼びかけている。
また共同通信が引用した気象庁の発表によると、現地時間7日昼までの日田市の24時間内の降水量が497.0ミリに達し、同地点での観測の最高記録を更新した。大牟田市、熊本県山鹿市、長崎市の7日朝までの24時間内の降水量も400ミリを超えた。
安倍晋三首相は官邸で7日開いた対策本部会議で、「議論を急ぎ、今回の災害を早急に特定非常災害に指定したい」と表明した。指定されれば、運転免許証の有効期限の延長などの特例措置が講じられる。また防衛省は、自衛隊の災害派遣規模を現在の1万人から2万人態勢に拡大すると発表した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2020年7月8日