日本のGDPが急落、アベノミクスの成果が水の泡に

日本のGDPが急落、アベノミクスの成果が水の泡に。

タグ:アベノミクス 日本 GDP 

発信時間:2020-08-18 15:37:54 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 第2四半期にGDPが激減し、安倍晋三首相はさらに大きな圧力を迎える流れとなった。アベノミクスの成果も水の泡になった。


 事実上、日本経済は20年間の高齢化において、常に後退の縁に立たされていた。安倍氏は2012年の首相就任後、積極的な財政政策、緩やかな金融政策により日本経済を刺激した。


 アベノミクスの「3本の矢」は当初、日本社会のデフレ脱却や経済の活力の回復で一定の成果を収めた。国内総生産(GDP)の伸び率が上がり、雇用状況に改善があり、物価がマイナス成長を脱した。そのほか円安も輸出会社に利益をもたらした。日経平均株価は昨年、27年ぶりの高値をつけた。安倍政権は昨年10月に予定通り消費税を引き上げた。


 中国社会科学院日本研究所副所長、研究員の張季風氏も北京商報の記者に「感染症の発生前、アベノミクスは一定の成果を収めていた。例えば物価がやや上昇し、失業率が低下し、住民の所得が増えたが、その幅はいずれも小さかった。感染症の後、経済成長目標がふいになり、失業率も上昇した。しかし犠牲と手にした成果を比較すると、いわゆる成果が微々たるものであることが分かる」と述べた。


 上海国際問題研究院の副研究員である陳友駿氏は「アベノミクスにより日本経済は一時的に小幅成長したが、日本の債務は巨額で、十分な経済成長を生んでいない。高齢化の影響、脱グローバル化の衝撃、感染症のぶり返しを背景とし、日本経済の回復は依然としてさまざまな抵抗力に直面している。特に日本国内の人口は中国と米国に遠く及ばず、内需により経済成長をけん引するのは難しい。世界経済の環境がスムーズに好転しなければ、日本は大幅な景気後退後、新たな不況の段階を迎える可能性が高い」と話した。


「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年8月18日

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