ビジネストラックなどの開始、中日双方の交流促進に資する=日本の茂木敏充外相

ビジネストラックなどの開始、中日双方の交流促進に資する=日本の茂木敏充外相。相手国の訪問、相手国の文化との接触、顔合わせの交流により相互理解を促進する重要性は言うまでもない…

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発信時間:2020-11-30 13:27:09 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

 中国国務院新聞弁公室が提唱・支持し、中国外文局と日本の言論NPOが共同で主催する第16回「北京・東京フォーラム」が11月30日から12月1日にかけて、北京と東京の2つの会場でビデオ形式で開かれる。テーマは「コロナ後の世界で目指すべき秩序と中日両国の役割」。

 

 日本の茂木敏充外相はフォーラムに寄せたメッセージで、以下のように挨拶した。

 

 日中両国の関係を直視する本フォーラムは毎年、中断することなく開催されている。今年は新型コロナウイルスの感染が拡大しているが、我々の予定通りの開催に影響はない。これは両国の関係者の対話堅持の強い願いを十分に示した。私は先週、王毅国務委員と外相会談を開いた。双方は会談の中で、安定的な日中関係が地域及び国際社会に対して極めて重要な力を持つことを確認した。また日中両国が共に責任ある大国として、世界の数多くの問題の解消に取り組みこれに貢献することが、両国関係のさらなる強化に資することを確認した。

 

 相手国の訪問、相手国の文化との接触、顔合わせの交流により相互理解を促進する重要性は言うまでもない。先ほどの外相会談で、双方は両国の人員往来及びビジネストラック、レジデンストラックの開始などで一致した。現在はまだ多くの困難が残されているが、このような措置が双方の交流促進に資すると信じている。先ほどの外相の交流において、我々はさらに経済の実務協力の推進について議論した。真の公平・公正・安定のビジネス環境の構築に取り組むと同時に、人員往来、観光、環境、省エネなどの分野のさらなる協力を推進する。

 

 両国は今年と来年に相次いで、夏季冬季五輪・パラリンピック、冬季北京五輪・パラリンピックなどの国際的なスポーツ大会を開催する。再来年はさらに日中国交正常化50周年という重大な節目を迎える。このチャンスを利用し、両国の青少年間及び文化・スポーツ関連の交流を促進し、日中関係の中長期的な発展を推進したい。

 

 「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年11月30日

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