日本のイメージダウン? ナイキのCMに日本のネットユーザーが反発

日本のイメージダウン? ナイキのCMに日本のネットユーザーが反発。日本の人種差別の存在をほのめかしたことから、日本のネットユーザーはナイキが日本で発表した新CMに怒り狂っている…

タグ:人種差別 動画 視聴回数 自信

発信時間:2020-12-03 15:19:52 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 日本の人種差別の存在をほのめかしたことから、日本のネットユーザーはナイキが日本で発表した新CMに怒り狂っている。2日付『ジャパン・タイムズ』によると、この約2分間の動画は先月27日に発表された。日本で生活する中国系、韓国系、アフリカ系の女子の立場から、彼女たちの成長と夢を語る内容だ。この動画の現在までの視聴回数は2300万回以上で、多くの人がナイキが伝える精神に感動させられたとコメントした。しかし一部のネットユーザーは、このCMの内容が日本社会に人種差別が存在することをほのめかし、日本のイメージを落としているとコメントした。


 報道によると、ナイキのCMのテーマは「動かしつづける。自分を。未来を。The Future Isn’t Waiting.」だ。CMの冒頭、3人の女子は人種が異なることから同級生や社会からおかしな目で見られ、差別される。同級生から髪を引っ張られ、カバンを奪われ、SNSのアカウントにも悪意に満ちたコメントやメッセージが寄せられる。彼女たちは苦しみ、迷い、大きなストレスを感じる。日本のネットユーザーは、このCMは3人の女子の境遇と心理の描写に長い時間を割き、日本に非友好的な感覚を与えると見ている。


 CMの後半部分で、3人はナイキのスポーツウェアとシューズを着用しサッカーチームを作り、コートで自信を取り戻し同級生からも認められる。しかしやはり不満なネットユーザーはナイキジャパンのツイッターアカウントに攻撃している。ナイキが日本に偏見を持っており、日本が「差別の国」であると意図的に宣伝していると批判した。さらにはナイキのシューズを捨て、ナイキ製品を二度と購入しないと言いふらしている。『ジャパン・タイムズ』は、日本の伝統的な観念では「純血の選手」を尊ぶが、優れた戦績を収めている大坂なおみなどの混血の選手がこの観点に衝撃をもたらしていると伝えた。ナイキジャパンは現在のところ日本のネットユーザーの不満に反応を示しておらず、CMも公開を続けている。


「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年12月3日

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