安倍氏のスキャンダルが続発、菅氏とも関連か

安倍氏のスキャンダルが続発、菅氏とも関連か。菅氏は安倍氏の辞任後、何度も公に不満を表しており、そのため調査中の案件の情報をメディアに漏らしているというのだ…

タグ:スキャンダル 首相 後援会 調査

発信時間:2020-12-10 14:02:40 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 安倍晋三氏は日本の首相を辞任したが、人々の視界から姿を消しておらず、むしろより頻繁に公の場に姿を現している。一部の日本メディアは、首相再選に向けた動きと憶測している。ところが複数の日本メディアは最近、「桜を見る会」などのスキャンダルを伝えている。安倍氏が渦中に陥り、かつその裏側には現職の菅義偉首相の影があるのではと疑われている。


 9日付『東京新聞』によると、安倍氏の最近のスキャンダルは政治資金と関連している。製薬会社「日本ケミファ」は昨年6月、「独占禁止法」に違反し公正取引委員会から警告を受けた。その後この会社は、安倍氏が所属する自民党山口県第4選挙区支部に12万円を献金した。そのため安倍氏側がなぜ同社からの献金を受け取ったのか、裏で取引が行われていたのではと疑問視する声が上がっている。


 安倍氏と関連する多くの政治スキャンダルが連日次々と発覚しているが、うち最も深刻なのは安倍氏が公金で桜を見る会を開いた疑いだ。日本メディアの報道によると、安倍政権は2013−19年にかけ毎年桜を見る会の前日の夕食会を開いていた。消息筋によると、安倍氏とその後援会は2015−19年に夕食会に費用を補填していた。東京地検特捜部は「政治資金規正法」に違反した疑いで安倍氏の公設第一秘書を逮捕した。また安倍政権の2人の農林水産大臣が企業から不正な献金を受け取っていたとして、東京地検特捜部の捜査を受けている。


 『週刊朝日』は9日、自民党内の関係者の話として、最近のスキャンダルは自民党内の権力闘争と関連していると伝えた。菅氏は安倍氏の辞任後、何度も公に不満を表しており、そのため調査中の案件の情報をメディアに漏らしているというのだ。ロイター通信は、桜を見る会のスキャンダルをめぐる調査により、菅氏が圧力を受けていると伝えた。安倍政権の内閣官房長官だった菅氏は、何度も国会で安倍氏の代わりに答弁し、安倍氏が違法行為を知らなかったと述べた。首相就任後、菅氏は野党議員からの関連する質問に答えていない。


「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年12月10日


 

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