三菱電機、書類を偽り欧州自動車メーカーに不合格品を輸出

三菱電機、書類を偽り欧州自動車メーカーに不合格品を輸出。日本の三菱電機は先ほど、欧州の自動車メーカー向けに基準を満たしていない大量の製品を3年に渡り輸出していたことを明らかにした…

タグ:三菱電機 自動車メーカー 製品 

発信時間:2020-12-16 14:52:03 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 日本の三菱電機は先ほど、欧州の自動車メーカー向けに基準を満たしていない大量の製品を3年に渡り輸出していたことを明らかにした。さらにこれらの製品を輸出する際に、性能を偽る多くの書類を提出していたという。NHKが15日、伝えた。


 三菱電機は2017年6月から今年10月にかけて、欧州の自動車メーカーに車載用のラジオの部品、約33万5000台を輸出していた。欧州では2017年6月に無線機器に関する新たな基準が適用された。ところが三菱電機のこれらの部品は新たな基準を満たしておらず、不合格製品に当たる。


 これらの不合格の部品を欧州自動車メーカーに輸出し続けるため、三菱電機は後者に内容を偽った書類を提出し、輸出品は「基準を満たしている」と称した。さらに現地で検査を受ける際に、この不合格の部品を改造し基準を満たしているよう装ったという。


 これについて三菱電機は、「お客様や関係者に多大なご迷惑をかけて深くおわび申し上げる。再発防止策を徹底し、信頼回復に努めていく」とコメントした。さらに同社は事実関係をさらに調査したうえで、関係した社員を処分するとした。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年12月16日

 

TwitterFacebookを加えれば、チャイナネットと交流することができます。
中国網アプリをダウンロード

日本人フルタイムスタッフ募集    中国人編集者募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで