中国商務部元副部長の魏建国氏は26日、第17回北京・東京フォーラムに出席した際に、「CPTPPは中日経済貿易関係及び自由貿易の新たな構造を構築し、アジア及び世界の経済発展を促す最良のツールになる」と述べた。
魏氏は、「グリーンな経済、ヘルスケア、持続可能な開発の面で、中日には大きな協力の潜在力がある。RCEPの枠組み内で先に中日の産業チェーン・サプライチェーンの結合を実現し、CPTPPに向け基礎を固めることが可能だ。中国のCPTPP加入は日本の主導権を奪うものであり、他国と協力するのではなく自国の市場のみに注力するという2つの観点はいずれも間違いだ。RCEPが年内に発効した後、CPTPPが日程に上がると信じている」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年10月27日