外交部(外務省)の1日の定例記者会見で、汪文斌報道官が中日関係に関する質問に答えた。
【記者】10月31日に日本で衆議院選挙が行われ、連立与党が絶対多数を獲得した。中国は将来の両国関係に何を期待するか。また、憲法改正を主張する議員の数が3分の2を超え、日本が改憲に着手するかもしれないことについて、中国としてコメントは。
【汪報道官】日本の総選挙の問題は日本の内政であり、中国はコメントしない。
中日関係に対する見解だが、現在中日関係はチャンスと試練が併存している。我々は日本側が両国関係の経験と教訓を真剣に汲み取り、中日間の4つの基本文書の確立した諸原則を厳守し、『中日は互いに協力のパートナーであり、互いに脅威とならない』との政治的共通認識を的確に実行し、中日関係の健全で安定した発展を実際の行動によって維持し、促進することを望む。
質問された具体的問題についても、我々は中国側の立場を繰り返し明らかにしており、日本側が平和的発展の道を堅持することを望む。(編集NA)
「人民網日本語版」2021年11月2日