外交部の華春瑩部長助理は1日夜、日本の垂秀夫駐中国大使と緊急会談し、日本の安倍晋三元首相の中国関連の間違った言論について厳正な申し入れを行った。華氏は次のように述べた。

　日本の安倍晋三元首相は本日、台湾問題について極端な間違った言論を発表した。中国の内政に乱暴に干渉し、公然と中国の主権を挑発し、横暴にも「台湾独立」勢力の肩を持ち、国際関係の基本的な準則と中日の4つの政治文書の原則に大きく違反した。中国側はこれについて断固反対する。日本は歴史上、中国侵略戦争を発動し、中国人民に対して天にまであふれる大きな罪を犯しており、台湾問題について四の五の言う資格と権利は何らない。中国側は日本側に対して、歴史を深く反省し、歴史の教訓を汲み取るよう強く促す。いかなる形式によっても中国の主権を損なってはならず、「台湾独立」勢力にいかなる間違ったシグナルも発信してはならない。国の主権と領土保全を守る中国人民の強い決意、揺るぎなき意志、大きな能力を見くびってはならず、間違った道を突き進んではならない。さもなければ火遊びをして自ら焼け死ぬことになるだろう。

　垂氏は中国側の申し入れを重視すると表明し、本国政府に報告すると約束した。

 「中国網日本語版（チャイナネット）」2021年12月2日