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日本の著名作家でノーベル文学賞受賞者の大江健三郎氏が3月3日に逝去した。享年88歳。17日、中国作家協会は日本中国文化交流協会に弔電を送り、大江健三郎氏の逝去に哀悼の意を表した。弔電の全文は以下の通り。
著名作家の大江健三郎氏が2023年3月3日に逝去されたということを知り、私たちは深く悲しんでいます。大江健三郎氏の逝去に謹んで哀悼の意を表するとともに、日本中国文化交流協会に、日本中国文化交流協会を通してご遺族の方々に心からお悔みを申し上げます。
大江健三郎氏は世界の文学界で名高い日本人作家であり、中国人作家の魯迅氏を高く評価し尊敬し、中国の現代文学の発展に関心を寄せ、中日間の文学交流に取り組まれました。1960年に中国作家協会の招きを受けて初めて中国を訪問して以降、中国文学界と広く密接な関係を築き、多くの中国の作家と親交を深め、中国の現代文学と優秀な作家の世界進出、中国文学の世界における影響力の向上に積極的な役割を発揮されました。
大江健三郎氏は中日両国の人民と作家の間の相互理解と友情を深めることに貢献し、中国の作家から尊敬されています。大江健三郎氏の逝去は文学界の大きな損失であり、中国の作家は旧友・親友を失いました。その素晴らしい実績、文学事業への貢献は私たちの心に深く刻まれています。
大江健三郎氏のご冥福をお祈り申し上げます。
中国作家協会
2023年3月17日
「中国網日本語版（チャイナネット）」2023年3月21日
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