中国の代表者は4日、国連人権理事会第53回会議で、「日本側の核汚染水海洋放出の強行は、経済的なコストにより海洋放出を選択したが、これは全人類に核汚染のリスクを転嫁するのと同じで、世界の海洋環境及び人々の健康の重大問題を引き起こす。国際社会がこれを注視することを願う」と述べた。
中国の代表者は、「日本側のやり方は国際的な道義的責任と、国連海洋法条約やロンドン条約などの国際法の義務に背く。中国側は再び日本側に対して、核汚染水海洋放出計画を停止し、科学的で安全で透明なやり方でしっかり処理し、国際原子力機関に協力し日本の隣国などの利害関係者が参加する長期国際観測メカニズムを早急に構築するよう求める」と強調した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年7月5日