日本の林芳正外相は今月27日から来月4日にかけて、インド、スリランカ、モルディブ、南アフリカ、ウガンダ、エチオピアの6カ国を歴訪する。林氏は先ほど、今回の訪問により「グローバルサウスからの声に広く耳を傾け、現実的な課題の解消に取り組む」と表明した。
日本メディアは、グローバルサウスの多くがロシアとウクライナの衝突に中立的な態度を取り、対露制裁を主導する主要7カ国(G7)と距離を保っており、特に南アフリカとインドはロシアとの友好関係を維持していると分析。そのため今年のG7議長国である日本にとって、これらの国との協力強化が重要な外交任務となっている。特にグローバルサウスの代表国とされるインドは今年のG20議長国であり、日本はG20サミット前にインドとの協力を確認しようとしているという。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年7月28日