尹氏は大統領就任後にいわゆる「共通の価値観」により日本との関係改善を強行に押し進め、国内で早くから猛反発を浴び、「日本帝国主義の大統領」と批判されている。
米日韓同盟の重要な基礎は韓日関係の改善だが、この改善がどこまで進むかが問題だ。
NSC東アジア部長を務め、昨年になり戦略国際問題研究所(CSIS)日本部長に転任したクリストファー・ジョンストン氏も、韓日関係の低迷を予想している。ジョンストン氏は、尹政権の政策の主張は韓国国内で依然として不評で、日本国内でも両国関係改善の長期的な疑問を払拭し難いとの見方を示した。韓国で大統領が交替すれば状況が逆転する可能性が高いというのだ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年8月18日