在日本中国大使館の報道官が18日、日本による福島原発汚染水の海洋放出について記者の質問に答えた。
【記者】日本は先ごろ、福島原発汚染水の検査をめぐり、どの国の研究所を分析・比較検査に参加させるかを選択するのは国際原子力機関(IAEA)であり、日本は関与しておらず、日本のサンプリングと分析はIAEAに認められているとの情報を発表した。これについてコメントは。
【報道官】以前、「中国はIAEAの国際的監視メカニズムへの参加を拒否した」と報じたメディアがあったが、日本の発表した情報によって、この報道がフェイクニュースであり、中国が原発汚染水の分析・比較検査に招かれていなかったことが改めて裏付けられた。
中国は、近隣諸国など利害関係者が十分に参加し、長期的に有効な国際的監視体制をできるだけ早く構築すべきだと、繰り返し強調してきた。原発汚染水の処理に対して本当に自信があるのなら、日本は真剣かつ責任ある姿勢で、これに応えるべきだ。(編集NA)
「人民網日本語版」2023年9月19日