東京電力は25日、福島第一原発で核汚染水処理活動を行っていた作業員4人の体に核汚染水が付着し、うち2人が病院に緊急搬送されたと発表した。日本メディアが伝えた。
現地時間25日午前10時40分ごろ、作業員5人が多核種除去設備(ALPS)の洗浄作業を行ったところ、残留していた核汚染水が付着した。線量計のアラーム音が鳴った。
5人は防護服に全面マスクを身に着けていた。うち4人の体に放射性物質が付着した。4人はその後、原発内で緊急除染を行った。ところが2人は基準濃度を下回らず、福島市内の病院に緊急搬送された。被爆の具体的な状況は現在不明。
情報によると、核汚染水が混ざった約100ミリリットルの廃液が地面に飛び散ったが、外部には漏洩していないという。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年10月26日