福島の作業員が被爆も、3回目の海洋放出を開始する日本

中国網日本語版  |  2023-11-06

福島の作業員が被爆も、3回目の海洋放出を開始する日本。

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発信時間:2023-11-06 13:42:05 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 日本は2日、福島核汚染水の3回目の放出を開始した。作業は17日続く見込み。今回の放出量は1、2回と同等の約7800トン。これは3回目の放出終了後、海に入る核汚染水が累計で2万3000トンを超えることを意味する。それと同時に福島原発では問題が多発しており、作業員が核汚染水により被爆した可能性ある。こうした安全問題は日本の国内外で広く懸念され続けている。


 NHKの報道によると、7800トンは貯蔵タンク10基分の量だ。2011年の福島原発事故後、現地で1000基以上のタンクが設置された。


 東京電力(東電)は今後の放出計画について、年内に4回に分け3万1200トンの核汚染水を放出する予定だった。ところが最新の発表によると、この期限は2024年3月末まで延長される。データによると、福島核汚染水は正式な放出開始前までに130万トン溜まっており、これらの水をすべて放出するためには少なくとも30年の時間がかかる。


 放出の継続に伴い、放出設備の安全性が注目されている。東電は10月25日、福島第一原発で核汚染水の処理作業を行っていた4人の作業員の体に核汚染水が飛散したと発表した。


   4人のうち2人の状況が深刻で、病院に緊急搬送された。その後の確認によると、2人はいずれも下請け業者の作業員で、うち20歳の男性は顔を除く全身が被爆し、40歳の男性は両手と下半身が被爆した。病院側では、放射線物質が2人の皮膚の隙間に入ったことが初歩的に判明した。


 2人は10月28日に退院したが、疑問の声が噴出している。日本のネットユーザーは、「異常があっても公表することはない。この問題の処理はまだまだ難航しそうだ」とコメントした。


 それだけではない。東電は更に2回目の核汚染水放出の期間中、核汚染水を移送するポンプの圧力が低下したと発表した。水中のサビがフィルターに付着し、詰まりが生じたためだという。

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