日本の麻生太郎・自民党副総裁は13日に豪州を訪問し、演説した。日米豪の一致団結を示す必要があり、中国の力による現状変更を許してはならないと騒いだ。麻生氏はさらに、日本も「AUKUS」に加入するなどの協力拡大を提案した。
中国社会科学院日本研究所の呂耀東副所長は13日、「環球時報」に対して、「麻生氏は現在は自民党副総裁に留まり日本の副首相ではなく、その発言は日本政府を代表するものではないが、与党の一員として与党内の思想的傾向を反映した。自民党総裁の岸田文雄氏は麻生氏の提案に耳を傾ける」と述べた。
黒竜江省社会科学院北東アジア研究所研究員、北東アジア戦略研究院首席専門家の笪志剛氏は「環球時報」に対して、「麻生氏の豪州での喧伝は、中日関係の不調和要素を増やした。日本は二国間・多国間安保関係により、より多くの同志国との関係を構築しようとしている。次に二国間・多国間の各種メカニズムを利用し、自国の抑止力を強化し、中国に対抗する駒を増やし、自国の安保戦略を支えようとしている」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年11月14日