「国際情勢と中国外交青書(2023/2024)」が14日、北京で発表された。青書は中国国際問題研究院が編集。前編と後編に分かれており、前編は地域の国別の情勢と世界経済、地域の焦点となる問題、グローバル・ガバナンス等の問題を重点的に分析し、後編は中国の外交政策と対外関係を専門的に論述している。新華社が伝えた。
青書は「中国外交にとって2023年は開拓の年、収穫の年であった。習近平氏を核心とする中共中央の強固な指導の下、中国外交は中国共産党第20回全国代表大会(第20回党大会)の精神を深く貫徹・実行し、国際的な団結と協力を促進するために中国の行動を取り、様々な危機や課題を解消するために中国の案を示し、世界の平和と発展の事業を促進するために中国の貢献を果たして、中国外交の理論と実践に新境地を切り開いた」と指摘。
「2024年に、中国と世界各国は共により多くの交流と協力の契機を迎える。中国外交は常に習近平外交思想を指針とし、人類運命共同体の構築促進を主軸に、常に自信・自立、開放・包摂、正しい道理・正義、協力・ウィンウィンという方針及び原則を堅持し、平等で秩序ある世界の多極化及びインクルーシブな経済のグローバル化を揺るぎなく提唱し、中国式現代化に全面的に貢献し、中国の特色ある大国外交の新局面を不断に切り開いていく」とした。(編集NA)
「人民網日本語版」2024年5月15日