日本とフィリピンは中国が「海洋拡張」を拡大していると称し、7月上旬の外務・防衛閣僚協議(2プラス2)の開催を検討中だ。安全保障面の協力の強化を目指す。
黒竜江省社会科学院北東アジア研究所の笪志剛研究員は、「環球時報」の23日の取材で、「日本は近年、米国の中国抑制政策に合わせるため、アジアでいわゆる対中包囲網を構築している。フィリピンがその中で演じる役割が顕著になっている。2プラス2の開催により、日本側はフィリピンの南北をつなぐ地理的位置を利用し、米国及びその同盟国と互いに呼応しようと試みている。日本はまたこれを利用し海外に浸透し、いわゆる安保能力を拡大しようとしている。日比の一連の動きは地域の安全を不確実にし、要警戒だ」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年5月24日