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五輪精神、中日韓の協力を後押し

中国網日本語版  |  2024-08-14

五輪精神、中日韓の協力を後押し。

タグ:五輪 アジア 選手 平和 交流

発信時間:2024-08-14 15:08:36 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

中日韓の選手がパリ五輪で優れたパフォーマンスを発揮したことで、3カ国がいずれもメダル数でトップ10に入り、北東アジアのスポーツの実力を世界にアピールした。3カ国の選手の会場外における五輪の価値観を実践する行動も広く注目を集めた。これは北東アジア及びその他の地域の緊張情勢の緩和、持続可能な平和と協力の促進に希望と励ましをもたらした。香港紙「南華早報」が伝えた。

北東アジアでは現在まで五輪が8回開催されており、地域進歩の重要な推進力の一つになっている。中日韓の五輪における共生関係は、北東アジア発展の活力と将来性を示した。3カ国は協力を掘り下げ、持続可能な平和と繁栄を実現する前進の道を探すべきだ。

五輪の主旨の一つは、国際関係の改善だ。選手のパリ五輪における善意ある行いは最新の例だ。体操男子団体決勝戦で、ある日本人選手が観客に「静粛に」とジェスチャーで求め、最後に登場する中国人選手が演技に集中できるようにした。その後、中国人選手はこの善意の行動に報いた。同じように、中朝韓の卓球選手は混合ダブルスの試合後、歴史的意義を持つ自撮り写真を撮影した。これはネット上で急速に伝わる感動的な時となった。

これらの若い選手の行いはイデオロギーを超越し、五輪の中心的な価値観を考え直す機会を与えてくれた。発展に注目すると同時に、中日韓は食い違いをコントロールし、地域の包摂的な成長を促進するべきだ。3カ国は特に次の発展に取り組むべきだ。

(1)五輪が示したように、青年交流はイデオロギーと偏見を超越することが多い。これは各国で実施できる最も価値ある投資活動の一つだ。3カ国は「アジアキャンパス」「中日韓新農家交流」などの的を絞った人文交流プログラムを拡大するべきだ。(2)地政学的情勢の緊張の激化に伴い、今や人文交流はかつてないほど重要になっている。都市と都市クラスタはより柔軟な「仲介者」になることができる。(3)中日韓は未来志向の協力分野を優先的に考慮すべきだ。3カ国の学科及び業界を跨ぐ研究資源と協力を統合することで、3カ国が貿易以外の新たなつながりを作る一助になる。中国にとっては、地域一体化の強化は国内の機関及び企業の生産性向上に有利だ。日韓にとっては、中国市場及び発展のチャンスを共に建設し共有することは、両国の戦略の実践を豊富にし、北東アジアの福祉を持続的に改善する。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年8月14日

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